■ジョギング

近所に走りやすい場所、公園などがある場合にはジョギングができます。ジョギングは持久力がないとはじめはかなりつらいと思います。なれていない人は少しずつはじめるようにしましょう。また膝などを痛めている、もしくは痛めやすい人にはおすすめしません。

【１０分あたりの消費カロリー目安】
120m／分
男性 ６５kg 約８０kcal
男性 ７５kg 約９５kcal
女性 ４５kg 約５０kcal

体脂肪を効率よく落とすためには食事だけではなく有酸素運動が必須です。

体の脂肪分を１ｋｇ燃やすためには７７００kcal のエネルギーを使う必要があります。 カロリーを制限することでも長期的にはやせることができますが、有酸素運動をとりいれればよりエネルギーを燃焼することができます。

体脂肪を落とすために苦しすぎない程度の有酸素運動を取り入れていきましょう。 激しい方がよりカロリーを消費すると考えがちですがかならずしもそういうわけではありません。すこし息があがる程度を目安にします。

いくつか紹介するので自分に合っていると思うものを選んではじめましょう。

意外に思われるかもしれませんがここ２０年くらいで日本人の栄養摂取量、特に総カロリーと炭水化物量の摂取量の平均は減っています。

厚生労働省の国民栄養摂取量という調査結果を見ていただくとわかるのですが、１９７５年には２１８８kcal とっていたのが２００３年の調査では１９２０kcalと摂取カロリーが減っています。２６８kcalも減っています。それと同じく炭水化物摂取量（＝糖分）の摂取量も減っています。

なのに肥満や糖尿病などが問題となっている現代、単純に食べ物を減らせばやせられるというダイエット方法では問題がありそうだとおもいませんか？

もともとカロリーを制限するというダイエット方法はアメリカから入ってきたものだといいます。日本のぽっちゃりはアメリカでは太ってるというカテゴリーには入りません。アメリカの太っている、ダイエットが必要な人というのは日本では想像もできないようなほど太っています。カロリー制限をするダイエットというのは本来そういった人たちのためのものなのです。

健康的にダイエットするためには体によいものを選んで、適量を食べながら行います。

脂肪をつけないための「良い」生活習慣のためにすること

・ 食物繊維をたくさんとる（現代人は不足気味といわれています）
・ 砂糖を取り過ぎない（清涼飲料水が好きな人は特に注意です）
・ 良い種類の油をとる（オリーブオイルや魚の脂肪分は良い油です）
・ 水分が不足しないように水分をしっかり取る
・ 新鮮な野菜やお肉、果物、魚などを食べるようにする（できればオーガニック）
・ バランスを考えた少量の食事を５～６回に分けて取る